ビューティフルcafe　”健康が若さと美の原点です”

「社会的時差ボケ」ってご存知ですか？
Social Jetlag(ソーシャル　ジェットラグ)とも言われ、
海外旅行ではなく、夜更かしや朝寝坊、長時間の昼寝などで体内時計が乱され、
時差ボケのような症状を招くこと。

毎日睡眠不足で、せめて週末はたっぷり寝たい、
でも、よく寝たはずなのに、体調がすっきりしない、
休み明けの月曜日はつらい、
と感じることはないですか？

開邦クリニック上原正照院長によると、
「夜型生活や週末だけの朝寝坊も、
社会的時差ボケを起こしやすく、
頭の働きが低下したり、
昼間の眠気や抑うつ傾向が増したりします。
仕事の効率や学業成績への影響も侮れません。」
とのこと。
夜勤などの交代勤務では、
睡眠障害、がんや肥満、
高血圧、糖尿病、うつ病などのリスクが高まるという報告も。

週末朝寝坊の家庭においては、子供でも、朝の不機嫌さ、体調不良、風邪のひきやすさなどが増加します。
週末朝寝坊型は、朝寝坊に加え、遅い朝食、ブランチなどという習慣で、
体内時計の乱れが一層進むことに。
昼食の時間なのに、体の中は夜中、
夜寝る時間なのに、体の中は真昼、で眠れない、ということにも。
胃腸の調子も、悪くなる傾向に。

いつもと同じ時間に寝て起きる、というのが1番いいのですが、
休みの日はゆっくり寝たい、と思うのが人の常。
1時間以内のズレですむようにしましょう。
いったん起きて、朝の光を浴び、朝食を摂り、
胃腸、肝臓のなどの子時計をリセットして。
極端な夜型の人は、
肥満度を表すＢＭＩ値(体格指数)が最も高い、という調査結果も。

睡眠時間を確保したいなら、
逆に、早く寝る日を確保して。

いくらクリームや化粧で塗りたくっても、
時差ボケで、胃腸の調子も悪いと、
顔色、肌の色も悪く、オーラも輝きません。
調査によると、健康面だけでなく、
世帯収入が最も高いのは早寝早起き型。

キレイと成功をゲットするためには、
早寝早起き型へシフトを。







　(開邦研究所　所長　上原　由佳利)

”健康が若さと美の原点です”


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