ビューティフルcafe　”健康が若さと美の原点です”

中国の食品衛生管理のずさんさが話題になっていますが、
日本では今年も酷暑で、家庭の台所の除菌、衛生に気をつけたいところです。

菌の繁殖を防いで食中毒を避けるには、
調理器具、食卓の除菌は欠かせません。

直接、食材に触れる包丁、まな板、手指と違い、見落としがちなのが台ふきん。
大腸菌やサルモレラなど、食中毒の原因になる菌で汚染されている可能性が。

あなたは毎日、台ふきんを消毒していますか？
台ふきんは臭くないですか？
黒ずんでいませんか？

毎日、水やお湯で洗う人は約７割、
しかし、台所用漂白剤や熱湯消毒を毎日行う人は１割以下だそうです。

 水洗い後天日干し3時間
 台所洗剤で洗浄後、塩素系台所用漂白剤に３０分浸した直後
は、いずれも、菌数が100分の１以下に減ったのですが、
 水洗い後、温度30度前後、湿度60%の室内に広げて１２時間干す
では、100分の１以下にはならなかったそうです。(花王生活者センター調べ)

水洗い後室内で干すだけでは除菌効果が低いのです。

つまるところ、不衛生な台ふきんで食卓を水拭きすると、かえって菌を塗り拡げてしまうことに。

台ふきんをいつも衛生的に使うには、
鍋に張った熱湯に台ふきんを入れ、ぐつぐつ５分煮る。
あるいは、
塩素系台所漂白剤は、濃度や浸す時間が重要。製品ごとの用法を守って使用する。

天日干しだけでは、死なない菌もあるので、煮沸などをして干すこと。

生の肉や魚を取り扱った時や、
１日の最後は、除菌を必ず行うようにして下さい。
清潔で気持ちの良い食卓から、家族への愛を育みましょう。






　(開邦研究所　所長　上原　由佳利)

”健康が若さと美の原点です”
http://www.kaihou-clinic.jp




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