ビューティフルcafe　”健康が若さと美の原点です”

さまざまな細菌やウイルスが原因となっている胃腸炎を感染性胃腸炎と言いますが、
特に冬場はノロウイルス、ロタウイルスが流行します。
今年は、ノロウイルスの集団感染が起きました。
病気にかかっている人の便や汚物から、直接健康な人の口にウイルスが侵入します。

お子さんや高齢者、持病のある方がかかりやすく、重症になることもあります。

主な症状は、
 吐き気、嘔吐
 下痢
 発熱　です。
症状は数日で収まりますが、ごくまれに吐いた物がのどに詰まることがあるので注意しましょう。

開邦クリニック上原正照院長によると、
「ノロウイルス・ロタウイルスの特効薬はまだ見つかっていません。
嘔吐や下痢などが続くときは、脱水にならないように水分の補給をすることが1番大切。下痢止めの薬を安易に用いてはいけません。
嘔吐や下痢によって体がウイルスを出そうとしているからです。」
と言われます。

症状があるのに保育園、幼稚園、学校などに行くと、
そこで感染が広がり、次に別の家庭に広がってしまうので、
症状がおさまるまでは、集団生活を避けて下さい。

感染を予防するためにも、お手洗いの後や食事の前に、
「流水と石鹸による手洗い」を徹底しましょう。
市販の次亜塩素酸ナトリウムでも構いません。便利なスプレータイプのものも発売されています。
また塩素系消毒液の作り方も参考にして下さい。

乳幼児や高齢者の方がかかった場合や、
症状がひどいときは、早めに開邦クリニックまで受診して下さい。
：参考　日本医師会ニュース　№404






　(開邦研究所　所長　上原　由佳利)

”健康が若さと美の原点です”
http://www.kaihou-clinic.jp




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