ビューティフルcafe　”健康が若さと美の原点です”

沖縄では夏のような気候になりましたが、
3月末までは寒の戻りもあるかもしれない不安定な季節です。
人生も、春夏秋冬の季節に例えられるかもしれません。

特に女性は、女性ホルモンのバランスの調整に気を付けたいですね。

生理痛、冷え性、貧血、のぼせ、また更年期には人によってさまざまな症状が出てきます。
そうした症状には、漢方が得意な分野です。
私も上原院長の処方で、漢方の加味逍遥散を試すとのぼせがぴたっと治まりました。
体質によって処方は変ってきますので、相談なさって下さいね。

日常でも、気軽に漢方の知恵を使うことができますよ。

鍼灸に詳しい東京女子医科大学付属青山自然医療研究所クリニック所長の川嶋朗先生は、
手持ちのドライヤーでツボに温風を当てるドライヤーお灸を勧めています。
血流を良くして冷えを防いだり、ツボを刺激して痛みやコリを和らげたりすれば、お灸と同じ効果を得られます。

やり方は簡単。
皮ふのツボや温めて気持ちいいと感じる場所から10～15㎝離して、ドライヤーの温風を当てるだけです。

川嶋先生は「ツボは体のあちこちに点在するが、押して痛みを感じる場所は8割がたツボだと思っていい」と言われています。

女性の1番のおすすめのツボは「三陰交」で、内くるぶしの突き出した骨から指3本以上の少しくぼんだ所にあります。

脾経、腎経、肝経という3つの経路が交わる、いわば万能のツボ。
ここを温めると3つの経路を刺激できるので体全体が温まるほか、生理痛や更年期などの女性の悩みにも効くそうです。

人にやってもらうと加熱しすぎる恐れがあるので、必ず自分で温風を当てるのがポイント。
手が届きやすい肘から先、ひざから下の部分にあてて、熱く感じたらすぐ止めて下さい。
下着や靴下の上からだと熱が伝わりにくいので、肌に直接当てて下さい。

首に当てる場合、ネックレスなどのアクセサリーは外しておきましょう。
10～15㎝離して当てると物足りない場合は、ツボめがけて少しずつドライヤーを近づけ、熱いと感じた瞬間に離して下さい。

4～５回繰り返すと効果的ですが、無理に近づけ過ぎてやけどしないよう、くれぐれも気をつけましょう。
自分が気持ちいいと思うやり方で試してみて下さい。

健康がベースのアンチエイジング知識を活用して下さいね








　(開邦研究所　所長　上原　由佳利)


”健康が若さと美の原点です”
http://www.kaihou-clinic.jp




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