ビューティフルcafe　”健康が若さと美の原点です”

間食は太るけどやめられない、という人は多いですね。
私も毎日おやつを食べていますが、身長157センチ、体重46.5キロで、高校時代から変わりません。

さて、太らない食べ方はあるのでしょうか？
女子栄養大学の栄養クリニックによると、現代は、甘い菓子やスナック類をよく食べており、ストレス解消や気分転換などが目的になっているようです。

しかし、注意しないと食べ過ぎに繋がります。

空腹にはおにぎりやいも類、フルーツなど砂糖の入っていない間食がおすすめです。
糖類(炭水化物)を制限するダイエット法が注目されていて「おにぎりは太りやすい」と考えられていますが、次の食事で炭水化物を少なめにすれば問題ありません。
逆に、腹持ちがよく、食べ過ぎを抑えやすい利点があります。

さて、そうは言っても、女性は甘いものが摂りたいですよね。
そういう時には飲み物と一緒に少量をゆっくりと食べましょう。

砂糖には、幸せホルモンと呼ばれる脳内のセロトニンを一時的に増やすことに加え、血糖を上げて気分を高揚させる作用があります。
コーヒーやお茶の香りにも気分を和らげる働きがあり、相乗効果が期待できます。


私も、職場でも一人分からでも手軽に飲めるドリップ型のコーヒーや紅茶、
お茶の種類を揃え、その日の気分で変えて楽しんでいます。



東京都港区のアオハルクリニックの管理栄養士の伊達友美氏は約5,000人の栄養指導をして相談を受けてきた結果「どうしても食べたいときは、望んだものを食べたほうがよい」と話しています。

患者さんの食事の多くは肥満を懸念して糖質を控えすぎ、栄養不足になっていたそうです。
おやつの回数が多く、通常の食事量が少ない人は、栄養不足になってしまいます。
体調を崩したりイライラしたりしやすくなります。

同じ総カロリーを摂るなら、食事の回数を増やした方が太りにくいのです。
ネズミを使った実験でも1度にまとめて食べると太りやすいことがわかっています。
血糖値が急激に上昇してインスリンと呼ぶホルモンの分泌が促され、体脂肪を作りやすくなるからだと考えられています。

人間でも、1日の食事が4回5回となるにつれて、心臓病などの発症率が下がるという研究があります。


食事と間食を含めて、1日の総カロリーを増やさないように摂るのが基本です。

でも、忙しい現代人はカロリー計算は面倒なものです。
そこで、神奈川県立保健福祉大学の中村丁次学長は、朝起きたら寝巻のままで体重計に乗るという習慣を付け、体重の変化を1週間単位で意識し、増えたと思ったら間食を減らすなどの工夫を勧めています。

肥満の方はだらだらと食べ続ける方が多いようです。
食事習慣のマネージメントをしていきしょう。

以下に、賢い間食のコツをまとめました。
参考にして下さい。

【賢い間食のコツ】
 菓子の買い置きは控える
 手軽に食べられるものを目に触れる場所に置かない
 1回の量を皿に出して食べる
 だらだらと食べ続けない
 おやつは午後4時ごろまでに終える

」






　(開邦研究所　所長　上原　由佳利)


”健康が若さと美の原点です”
http://www.kaihou-clinic.jp




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