ビューティフルcafe　”健康が若さと美の原点です”

こんにちは(*'-'*)ビューティフルcaféです♪開邦クリニック併設開邦研究所は、患者様の立場に立って、健康美容アドバイスを発信しています。

空気が乾燥してくると、急にインフルエンザと風邪の患者様が増えてきます。
前回は、インフルエンザの質問にお答えしました。
今回はもしインフルエンザにかかってしまった場合のお話を上原院長監修の下、お伝え致します。

もし、インフルエンザにかかってしまったら早期治療が肝心です。
急激に発熱し発症してから48時間以内であればウイルスの増殖を抑えるタミフル、リレンザで治療できます。
48時間を経過すると、ウイルスの増殖が進行しており、効果が望めなくなりますのでご注意ください。
安静にして睡眠を十分にとり、水分をしっかり補給することも大切です。
タミフルについて、患者様からの質問をまとめてお答え致します。

Q1解熱が早ければタミフルの服薬を5日間より早くやめていいですか？
A1症状改善後もインフルエンザウイルスの放出は続いています。周囲への感染拡大を防ぐ意味でも5日間の服用が重要ですので、飲みきって下さいね。

Q2妊婦への投与はできますか？
A2 妊婦の方はインフルエンザの罹患について、幼児お年寄りなどと共にハイリスクグループに入っています。
日本産婦人科学会、日本産婦人科医師会からは妊婦の方へ対し
積極的な投与を推奨しています。
タミフルを投与された妊婦の方々の追跡調査を実地中ですが、
今のところ、タミフル投与により、流産率、心形態異常、その他の形態異常、
早産、低出生体重児、胎児発育不全時の増加は認められていません。

Q3タミフル服用時に授乳してもいいですか？
A3 ヒト母乳中へ薬剤成分が移行することが報告されています。授乳中の方は授乳を避けて下さいね。授乳の再開は、服薬終了後2日(48時間)後から可能です。

Q4タミフルと異常行動について教えて下さい。
A4 2006年厚生労働省の安全対策調査会において、異常行動はタミフル服用の有無には関わらず、インフルエンザ自体に伴い発現する場合があることが明らかになりました。
しかし、慎重を期して10歳代への処方制限は引き続き実施されています。
合併症がある場合など、ハイリスク患者様の場合には、
医師の判断により処方できます。
その場合には、2日間はお子様が一人にならないようにご家族で看病して下さいね。
詳しくは、開邦クリニック098-832-3259までお問い合わせ下さい。


病気との闘いはこれからも続きますが、新たな治療、薬剤開発は行われています。
みなさまの健康促進、アンチエイジングのために、新たな情報を発信して参ります。






　(開邦研究所　所長　上原　由佳利)


”健康が若さと美の原点です”
http://www.kaihou-clinic.jp




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